All about スルフォラファン

ブロッコリースプラウトに含まれる【スルフォラファン】について医学的見地から解説しています

スルフォラファンはうつ病に効く!

うつ病は本当に心の病?

うつ病と聞くとみなさん心の病というイメージを持たれるかと思います。心の病となると手術や薬ですぐに回復するようには思えませんよね? 抗うつ薬を用いた薬物療法はありますが、実際に服用したことのない方は本当に薬が心の病を治してくれるのか疑問に思うでしょう。 でも、逆に考えてみてください。 うつ病が心の病なのだとしたら、どうして抗うつ薬というものが存在するのでしょうか。 そう、うつ病は単なる心の病なのではありません。 個々人の症状の違いはあるので一概にはいい切れませんが、身体の異常がうつ病を引き起こしているケースも存在するのです。

うつ病を引き起こす「Nrf2」

千葉大学の社会精神保健教育研究センターは、今年7月、抗酸化作用を持った遺伝子の転写因子である「Nrf2」がうつ病の病因のひとつであることを明らかにしました。 この「Nrf2」は炎症や酸化的ストレスに関わっており、脳内の「Nrf2」が低下することで社会的敗北ストレスが発生し、うつ病を引き起こすとされています。 私たちは、日々生きている中でストレスを感じ、それに耐えています。 そうしたストレスの元は様々あるかと思いますが、みなさんはその原因を他人、あるいは自分に見出しがちではないでしょうか。 そうなると、必要以上に他人にきつく当たったり、自分を責めたり、と負のスパイラルにとらわれがちです。 でも、そんなときは考え方を変えてみてください。 ストレスは心だけの問題ではなく、身体の異常も影響している可能性があるのです。

ブロッコリーに含まれているスルフォラファンがうつ病を予防する!

千葉大学の研究グループが発見したのは「Nrf2」がうつ病に関わる因子である、ということだけではありません。 ブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれる「スルフォラファン」という成分が、その「Nrf2」を活性化することでうつ病を予防する効果を持っていることも明らかにしました。 「スルフォラファン」は、以前、東海大学医学部付属東京病院の研究チームが肝機能の改善効果を持つとの研究を発表したことで知られています。 つまり、「スルフォラファン」を摂取することで、うつ病の予防ができる上に、肝臓の疾患も防げてしまうのです。 「スルフォラファン」はブロッコリーの他、キャベツやカリフラワーなど身近な野菜に含まれており、日々の食生活に取り入れるのも簡単です。 最近、ちょっとストレスを感じるな、と思ったらこうした野菜を取り入れて、気分をリフレッシュしてみてはいかかでしょうか。

さらに詳しくスルフォラファンを知ろう

トップページではさらに詳しくスルフォラファンについて解説しています。 ぜひ、スルフォラファンに関する最新の知見について理解を深めてください。

 

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